バンクーバーの、社会基盤的なsomethingを見つめてみた!
どうも!だーらです。
Canada、Vancouverでの生活が始まって1週間。
大学内やDowntownも割と歩き、少しずつ土地の感覚を掴んできた今日この頃です。
少し前に出した記事、池袋2050 僕らが考える駅まちとは~?
の授業を通して、街を見る新たな視点を得たりしたこともありまして、
街を歩いて気づいたこととか、
もはや関係ないだろ笑 と思うようなことを、
全13枚の写真を交えながら書いていきたいと思います!
交通
①完全無人運転
空港から市街地へと走る電車。
完全無人運転。
駅員無し。ホームドアも無し。
これで回るなら、全然日本でも無人運転導入できるのでは?
ただ、混雑や人身事故など、無人化を妨げる要因も日本にはありますね…
②線路幅と集電方法
線路幅は、おそらく標準軌 (1435mm)
日本の新幹線や、メトロ銀座・丸の内線、京成などと同じ。
電気の集電は、架線ではなく、
レールの横の、3本目のレールから電気をとってくる、第三軌条方式。
日本のメトロ銀座線・丸の内線と同じ。
おかげで架線によって景観を損なわないほか、
建設コストも安くなっていると思われる。
下写真のように、地下鉄部分は車両と線路分のみを掘ればよい(パンタグラフ・架線分がいらない)。
③トロリーバス
バンクーバーはバス路線が充実していて、
どこに行くにも必ずと言っていいほどバスを使う。
その内、半分より少し少ないくらいかな? が、
架線から電気を取得して走る、トロリーバス である。
天井から触覚みたいな集電装置をはやしている。(左右に可動)
④トロリーバスの架線
しかし、街中には、トロリーバスのための架線が必要。
こんか感じで、蜘蛛の巣が張ったような交差点も多々存在。
景観的にどうなのかな?とは思う。
重いバッテリーを積まないで済むため燃費が良く、
発送電も含めて総合的な二酸化炭素排出量は少ない。
が、架線の設置・維持管理にはコストがかかる。
ちなみに、日本では市街地のトロリーバスは全て廃止されたらしい。
街
⑤街のシンボル、Steam Clock
この記事を、観光ガイドにはしたくなかったのですが、
これは載せます、Steam Clock(蒸気時計)。
Downtowmのランドマークとして、賑わいの中心となる時計。
15分に1回、蒸気が奏でるチャイムが、街に響き渡ります。
ギャスタウン(Gastawn、ガスタウン)とも呼ばれるこの街の由来は、
蒸気のガスからきてるのか~、と思ったら、違いました。
「バンクーバー発祥の地」と言われるここで、初めて酒場を開いた「ギャシ―」という人物に由来するそうです(笑)
⑥歩車分離、舗装の工夫
観光客であふれるこの街の道路は、
意外にもしっかり車が通り抜けます。
歩道と車道は、街路樹とボラードでしっかり分離。
ボラードとは、写真中央下部の、地面から生えた鉄の置物です。
大体の周辺車道は、普通のアスファルト舗装。
でも、一番メインとなるこの通りの舗装は違いまして、
タイル張りとなっております!
このちょっとした違いが、雰囲気の良さや、道の特別感を生み出すのですね。
⑦オープンスペース
街には、オープンスペースにテーブルを設置するレストランやカフェが多数。
非常に良さみが深い。
日本でも導入してほしいものですね!
土地の狭さと、夏の暑さと、冬の寒さ、などが足かせですけど笑
⑧いきなり現れる、危なそうな路地
そんな感じでにぎわっているDowntownですが、
中心から少し離れたところの路地は、結構嫌な雰囲気が漂います。
この写真ではわからないけど、大きなごみ箱で死角ができたりして、
そういうのも要因の一つですねきっと。
⑨そんな路地をRenovation!!
ところが、このように可愛くペンキで塗ることで、
雰囲気を刷新した路地が1本ありました。
みんなインスタにあげてるよ笑
こういう工夫で、街と人の関係性は変わるのですね。
建築
⑩景観に配慮したタワーマンション
この建物、タワマンだと思うんですけど、
たぶん結構新しいです。
近くのあるのは、伝統的な美しさが残る街。
景観の保護が必要です。
この建物は、ガラス窓の周りに、煉瓦を感じさせる鉄製(おそらく)の構造を羽織っています。
いや~、よく配慮してくれたな~ と、その努力に心を打たれました。
⑪建物と建物の間に屋根を掛けた!
こちらもDowntown。
建物間に屋根を掛けた、おしゃれな靴屋さんです。
Good design!!
まあ、地震がある日本では難しいかな?
⑫Lions Gate Bridge
この吊り橋は本当に美しい。
空と海の青、橋のエメラルドが、余りにも鮮やか過ぎて息をのみます。
アメリカの、Golden Gate Bridgeと似ています。
その他
⑬スタバ、紙のストロー
UBC (The University of British Columbia) に来て、こちらの環境への配慮の強さを感じています。ごみの分別とか、結構厳しいです。
その一環なのかな?
スタバのストローが、紙でできていました。
ちょっと最後の方ふやけてくるけどね。
自然界で分解されないプラスチックを避ける試みは、良いものだと感じました。
とりあえず、今回は以上ということにしておきます。
カナダ生活はあと3週間、頑張ります!
ご愛読ありがとうございます☺