da-ra’s blog

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「髪の毛流し足りない所ないですか?」に、「分かる奴いるんか?笑」と思って美容師に質問した話

こんにちは。だーらです。

 

先日、髪を切ったのですが、

その時ふと思った疑問・気付きがあったのでシェア。

 

題して、

「髪の毛流し足りない所ないですか?」に、「分かる奴いるんか?笑」と思って美容師に質問した話

 

 

 

 

答えきまってるやろQuestions

日常生活で、

僕たちはいろいろと質問をしたり、されたりしますが、

「それ以外の回答をするやついる?!」

というものがありますよね?

 

 

例えば、

リクライニングするときに、

「倒していいですか?」

と聞くやつ。

「いや~、やめてもらっいいですか??」なんて答えてるシーン、見たいことあります??笑

ないですよね。

ちなみに、「もちろん!君との距離が近づいて嬉しいよ…💛」と答えていた気持ち悪いやつは、今僕から半径0cmのところにいますけど。

 

 

それから、

写真をとってもらった後に確認してもらうやつ。

これは、「あ、、、もう1回いいですか?」があってもそんなにおかしくないけど、

やっぱりあまり見たことがない。

 

 

 

そして、

美容室で繰り出される質問たちの中には、このような

答えきまってるやろQuestions

に入るものがいくつもあります。

 

 

 

例えば、

シャンプーをし終えたあとの、

「流し足りないところはないですか?」

や、

カットが終わって、鏡を見せられて、

「これで大丈夫ですか?」

という質問など。

 

 

「流し足りないところはないですか?」を皮切りに、

美容師さんとお話を始めました。

 

 

 

 

 

分かる奴天才だよな(笑)

髪を流してもらってるとき、自分は自分の髪を見れない。

つまり、流し足りないところがあるかどうかは、

水が皮膚を流れる経路を感知し、さらに全ての経路を記憶しなければならない

わけです!!

 

 

 

…むりくね???

 

 

 

そんなことができる超人はきっと

「あ、つむじを北極、つむじから鼻の頭に延びる線を本初子午線として、

東経35度、北緯70度のところに泡がついてませんか??」

みたいに言うのでしょう。

 

 

 

でも、そんな超人はそう簡単には表れないし、

例え超人だとしても、

自分の目で泡がないことを確認している美容師に対して、

見ていない自分がたてつくことはなかなか勇気のいることではないでしょうか。

 

 

だから、美容師さんに聞きました、

「この質問って、流し足りないところがあると答える確率ってどのくらいなんですか?」

 

 

 

 

 

気になる回答は

僕の質問に、途中まで

「あれ、もしかしてクレームを言ってくるのかな?」

と超真剣な顔で聞いていた美容師さん。

 

 

 

質問を聞き終えて、笑みを漏らしたあと、こう答えました。

「たしかに、余りされませんね~(笑)

けど、関西の方とかだと、たまにされるみたいですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

関西??

 

 

 

 

 

 

なぜ??

 

 

 

 

 

 

 

まさか、重力のわずかな差が、水の流れる経路に影響を及ぼすのか??

 

 

 

 

 

 

いや、もしかしたら、電力の周波数の差が関係しているのかもしれない…!!

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えたわけですが、

美容師さん曰く、その理由には

「まだもう少し気持ちよくシャワーをしてもらいたい。こっちはサービス料を払ってるんだから。」

との思いがあるみたいでした。

しかも聞くところによれば、それはおじさんが多いそうです。 

 

 

 

 

なるほど。

関西のおじさんか…

 

 

 

 

「流し終えたことをお客さんにも承認してもらう」

という、ある種保険的な意味合いもあるそうですが、

「まだ流してほしかったら流しますよ。」

というサービス精神も含まれていたそうです。

 

 

 

 

 

 

QOL高いだろうな~

僕なんかは遠慮がちで、例えもう少し流してもらいたかったとしても

そんなことをお願いするのはためらわれてしまいます。

「次のお客さんも入ってるから、時間とるの申し訳ないな…」

とか思ったりね。

 

 

けど、その辺は自分の欲求を貫いてもいいのかもしれませんね。

現に、美容師さんの質問の裏には、それも意図に含まれているわけですし。

 

 

もちろん、ある程度の常識的な感覚は必要だけれども、

「ほしい」ものを「ほしい」と言う

ことは、幸せにつながる、のだと感じました。

 

 

それは、

①サービスを受けて気持ちがよい

という幸せもありますが、

②遠慮という、欲を殺す心の葛藤を感じずにすむ

幸せもあるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

Willを伝える

関西のおじさんは(少なくとも今回のケースにおいては)、

Willを伝える

能力に長けています。

 

 

「髪をもっと流してほしい」

「イチゴをもう1つほしい」

「僕と付き合ってほしい」

「事業開発のリーダーをまかせてほしい」

 

 

 

 

(人間だから持てる)Willが大事だ

と言われている時代だからこそ、

関西のおじさんに学ぶことは多い。

もっと、Willを伝えられる人間になろうと感じました。

 

 

よし、次回髪を切るときには、

もう少し流してもらうぞ~!!

 

 

 

以上です!

(以下は、ちょろっと聞いた文化の違いの話。教訓無し。短め。)

 

 

 

 

海外では、美容師は「大丈夫ですか?」と聞かない

日本の美容師さんは、

「首苦しくないですか?」「シャワーの温度熱くないですか?」

とか、本当にこまめに聞いてくれますが、

海外では聞かないそうです。

 

 

それは、お客さんが不安になってしまうから。

 

「あなたを信頼してサービスを受けているのだから、自信を持ってやってよ!!」

 

とお客さんは思うみたいです。

 

 

 

 

 

海外支店の立ち上げは大変

僕の通う美容室は、ベトナムに支店を出しているそう。

しかし、現地スタッフの育成が大変だとか。

 

普通にお客さんと喧嘩をする、

怒ると翌日来ない、

など。

 

また、日本の美容師は自主的に(無給で)カットの練習をするのに対して、

ベトナムの方はそこに給料を求める。

 

どちらが正しいかは、その人の仕事に対する価値観によりますが、

日本の文化は「サービスの質」という意味では、

良い役割を果たしていそうですね。

 

 

 

 

 

以上です~。

ちなみに僕、7/14(土)から1か月カナダに行きます!

勉強を頑張りつつ、楽しんできます💛