da-ra’s blog

読む人に、少しでも何か与えられたら

設楽建設社長、事業拡大のためカナダへ(人生で最も楽しかった授業とコンクリートについて)

愛知県に本社を置く設楽建設が、カナダへの進出を模索していることが14日、関係筋への取材で分かった。

代表取締役の設楽氏が自らカナダへと渡り、The University of British Columbiaで工事受注の機会を伺うとともに、

戦略マネンジメントとスタートアップの成長について知見を広げるという。

 

以下、飛行機内で彼がまとめた文章を引用する。

(…笑、どうも、だーらです!

そんなわけで、今学期に社会基盤学科で開講されたとある授業が、小学校入学以来最もexcitingだったので、紹介したいと思います!)

 

 

 

 

社長ご挨拶

関係者の皆様!こんにちは!

設楽建設 代表取締役社長です。

 

いや~つい数か月前に創業した設楽建設も、燃えるような勢いで事業を拡大しておりまして、

ついにカナダへと進出することになりました!!

株主や発注者の皆様への感謝は、尽きることを知りませぬな。

 

 

 

いきなり話はそれるのですが、私は今、飛行機に乗っております。

しかも…

 

JAL

 

でござい! あの「じゃ・る」でござい!!

 

もう感動しちゃって…

機内食がうまい! し、みそ汁がついてくる!!

見たか、カナダ人よ。これが、miso-soupだ!!

しかもしかも、機内食を食べ終えたころにサービスされたのは

 

 

は~~~げん・だぁぁぁぁっっっつ!!

 

 

みたか、これがJALだ。                         

これが日本政府のバックアップを受けた、日の丸を背負う航空会社だ!!

 

JALさんよ、是非次は、おもちもちもち雪見だいふく も提供してやってほしい。

度肝を抜かす、庶民の味方、餅とアイスの新結合を生み出した、イノベーションプロダクトなのだから!

話を戻そう。

 

 

 

設立の背景

設楽建設は、社会基盤学科の「基礎プロジェクトⅡ」という授業の中で操業を開始した、いわゆる

 

大学発ベンチャー

 

である。

(「基礎プロジェクトⅡ」は、コンクリート研究室と建設マネンジメント研究室が共同で提供する、2単位の科目だ。)

 

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会社所在地は、愛知県設楽町

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Visionは「建しく」

Missionは「世界のどこかを支える基盤を創る」

 

 

 

ライバル会社も多い。

なんと、社会基盤学科では我が社を含め12社が起業したのだ。

それぞれ4人ほどのグループで、

工事(コンクリート実験)や、入札シミュレーションを行い、

最終利益を競争する。

 

 

もちろん、作成したコンクリートが発注者(先生)の要求を満たせなかったら

損害賠償を被る

し、書類不備を防ぐためにTAのコンサルを使うなら

コンサル料がかかる。

 

 

1学期間、コンクリートの配合設計から施工(実際に作成)、

発注者との契約交渉、見積書や会社レポートの提出、

全12社での競争入札談合

まで、幅広い内容を経験する。

会社の最終利益が、成績にも関わるというのだから皆必死だ。

 

一区切りついたところで私は身一つ、事業拡大という名目でカナダへと渡航しているというわけだ。

決して猛暑からの逃亡ではない。

 

 

 

 

 

息子のようなコンクリート

コンクリートは、冷たく、無機質で、まったく魅力的でない、

そんな印象を持っていないだろうか?

 

 

昔、とある芸人が言っていた。

彼がもっとも性的な興奮を覚えにくい日本語の単語は、

「コンクリート

だそうだ。

たしかに、「木」や「プラスチック」や「飛行機」や「空」と比べても、

「コンクリート」が一番、、、うん、そんな感じとは程遠い。

 

 

しか~~し!

コンクリートってすごく手がかかるし、色々と考えてあげなきゃいけない物質なのです。

少しだけ紹介しますね!

 

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セメントとコンクリートは違う

同じだと思いますよね!でも違うんです。

 

「コンクリート」は、「セメント」という「粉」にいろいろ混ぜて、固めてできるものなんです。

 

セメントに加えるいろいろとは、粒の小さい砂や、砂より少し大きめな砂利、水など。

エコのために、灰や、鉄を作るときにできる粉、を混ぜることもあります。

魔法の液体も存在して、すこ~し混ぜるだけで、一気にぱさぱさだったコンクリが、どろどろになったりするんです。

 

 

しかも、そもそもの粉である「セメント」にも、

すぐ固まるやつ、とか、熱を出しにくいやつ、

とかいろいろ種類がある。

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「何」を「どれだけ」加えるか

これだけで作られるコンクリートの種類は無限大!!

 

先行研究に学びながら、うんうんうなって決めた配合設計で練ったコンクリート

もはや

 

「息子」

 

です。愛が芽生えます。

 

 

 

 

コンクリートは「乾いて」固まるのではない!むしろ逆!

一度は見たことありますか?固まる前のコンクリート

渇く前に、猫が歩いちゃって、足跡がついちゃったりとか…笑

 

という、上の文には誤りがあって、

コンクリートは「乾く」のではない

のです。

むしろ逆で、水と結合して、固まってゆくのです!

初めて知った時は意外でしたね。

 

 

だから、実際の工事でも、水分が供給されるように膜で覆ったり、水を掛けたりする。

 

今回の演習でも、

湿潤に保てるオプション

が用意されていて、それを選ぶには3億円課金しなければならなかったのです!(会社の総資産が25億円なので、結構大きい。しかし結果的には全12社が利用しました。)

 

 

 

 

まずまずの成績

設楽建設は、我が社の優秀な社員の活躍により、

非常に質の良いコンクリートを作り上げることに成功しました。

全12社中、唯一コンクリートの性能による減点が無かった会社!拍手!

 

 

しかし、逆にオーバースペックで材料費がかさんだり、

入札シミュレーションがうまくいかなかったりして、

最終的には「まずまず」の黒字を収めて今期は終了。

 

いろいろと次回に生かせそうな反省点も見つかり、私も海外とのコネを作成して(笑)、

次期は莫大な利益を上げられる見込みです!!

…とか言って、もうこの授業は終わりなんですけどね(笑)

 

 

 

 

双方向的な授業、深まる学び

もはやだーらに戻ってますが、

後期課程で、この学科に来てよかったと思う点の1つは

 

双方向的な授業が多い

 

ことです。

 

 

アウトプットを出さなきゃいけないわけですから、しっかり理解せざるを得ませんし、

体や頭や口や手を動かすから眠くならない。

 

アメリカのNational training laboratories が、学習定着率に関するデータを公表しています。

Lectureでは5%、Readingでは10%の定着率であったのに対して、

Discussion groupでは50%、Practice doingでは75%という高い定着率を示しています。

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そしてなにより

 

楽しい

 

ですね!

 

一緒にプロジェクトに取り組んだ同期との仲は深まります。

大学にくる意義の一つ「人脈」を、自然と作ることができます。

 

 

 

 

もちろん座学も必要で、今回も何も知らなければ調べる検索ワードすら思いつかないわけですけど、、、

社会に出る前に座学で学んだことを実践する機会は、

全ての学生に与えられるべきだ

と思います。

 

もっともっと、小中高と大学まで含めた教育が、磨かれていくことを願ってます!

 

以上です。

 

 

 

 

 

さあ、フライトはあと、5時間。

映画なんて見てる暇はなくて、この原稿を下書きに保存したら、

たまっているレポートをやつけていきますか。

 

カナダでどのくらい更新できるか分かりませんが、ちょくちょく書ければなと思います!

 

「髪の毛流し足りない所ないですか?」に、「分かる奴いるんか?笑」と思って美容師に質問した話

こんにちは。だーらです。

 

先日、髪を切ったのですが、

その時ふと思った疑問・気付きがあったのでシェア。

 

題して、

「髪の毛流し足りない所ないですか?」に、「分かる奴いるんか?笑」と思って美容師に質問した話

 

 

 

 

答えきまってるやろQuestions

日常生活で、

僕たちはいろいろと質問をしたり、されたりしますが、

「それ以外の回答をするやついる?!」

というものがありますよね?

 

 

例えば、

リクライニングするときに、

「倒していいですか?」

と聞くやつ。

「いや~、やめてもらっいいですか??」なんて答えてるシーン、見たいことあります??笑

ないですよね。

ちなみに、「もちろん!君との距離が近づいて嬉しいよ…💛」と答えていた気持ち悪いやつは、今僕から半径0cmのところにいますけど。

 

 

それから、

写真をとってもらった後に確認してもらうやつ。

これは、「あ、、、もう1回いいですか?」があってもそんなにおかしくないけど、

やっぱりあまり見たことがない。

 

 

 

そして、

美容室で繰り出される質問たちの中には、このような

答えきまってるやろQuestions

に入るものがいくつもあります。

 

 

 

例えば、

シャンプーをし終えたあとの、

「流し足りないところはないですか?」

や、

カットが終わって、鏡を見せられて、

「これで大丈夫ですか?」

という質問など。

 

 

「流し足りないところはないですか?」を皮切りに、

美容師さんとお話を始めました。

 

 

 

 

 

分かる奴天才だよな(笑)

髪を流してもらってるとき、自分は自分の髪を見れない。

つまり、流し足りないところがあるかどうかは、

水が皮膚を流れる経路を感知し、さらに全ての経路を記憶しなければならない

わけです!!

 

 

 

…むりくね???

 

 

 

そんなことができる超人はきっと

「あ、つむじを北極、つむじから鼻の頭に延びる線を本初子午線として、

東経35度、北緯70度のところに泡がついてませんか??」

みたいに言うのでしょう。

 

 

 

でも、そんな超人はそう簡単には表れないし、

例え超人だとしても、

自分の目で泡がないことを確認している美容師に対して、

見ていない自分がたてつくことはなかなか勇気のいることではないでしょうか。

 

 

だから、美容師さんに聞きました、

「この質問って、流し足りないところがあると答える確率ってどのくらいなんですか?」

 

 

 

 

 

気になる回答は

僕の質問に、途中まで

「あれ、もしかしてクレームを言ってくるのかな?」

と超真剣な顔で聞いていた美容師さん。

 

 

 

質問を聞き終えて、笑みを漏らしたあと、こう答えました。

「たしかに、余りされませんね~(笑)

けど、関西の方とかだと、たまにされるみたいですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

関西??

 

 

 

 

 

 

なぜ??

 

 

 

 

 

 

 

まさか、重力のわずかな差が、水の流れる経路に影響を及ぼすのか??

 

 

 

 

 

 

いや、もしかしたら、電力の周波数の差が関係しているのかもしれない…!!

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えたわけですが、

美容師さん曰く、その理由には

「まだもう少し気持ちよくシャワーをしてもらいたい。こっちはサービス料を払ってるんだから。」

との思いがあるみたいでした。

しかも聞くところによれば、それはおじさんが多いそうです。 

 

 

 

 

なるほど。

関西のおじさんか…

 

 

 

 

「流し終えたことをお客さんにも承認してもらう」

という、ある種保険的な意味合いもあるそうですが、

「まだ流してほしかったら流しますよ。」

というサービス精神も含まれていたそうです。

 

 

 

 

 

 

QOL高いだろうな~

僕なんかは遠慮がちで、例えもう少し流してもらいたかったとしても

そんなことをお願いするのはためらわれてしまいます。

「次のお客さんも入ってるから、時間とるの申し訳ないな…」

とか思ったりね。

 

 

けど、その辺は自分の欲求を貫いてもいいのかもしれませんね。

現に、美容師さんの質問の裏には、それも意図に含まれているわけですし。

 

 

もちろん、ある程度の常識的な感覚は必要だけれども、

「ほしい」ものを「ほしい」と言う

ことは、幸せにつながる、のだと感じました。

 

 

それは、

①サービスを受けて気持ちがよい

という幸せもありますが、

②遠慮という、欲を殺す心の葛藤を感じずにすむ

幸せもあるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

Willを伝える

関西のおじさんは(少なくとも今回のケースにおいては)、

Willを伝える

能力に長けています。

 

 

「髪をもっと流してほしい」

「イチゴをもう1つほしい」

「僕と付き合ってほしい」

「事業開発のリーダーをまかせてほしい」

 

 

 

 

(人間だから持てる)Willが大事だ

と言われている時代だからこそ、

関西のおじさんに学ぶことは多い。

もっと、Willを伝えられる人間になろうと感じました。

 

 

よし、次回髪を切るときには、

もう少し流してもらうぞ~!!

 

 

 

以上です!

(以下は、ちょろっと聞いた文化の違いの話。教訓無し。短め。)

 

 

 

 

海外では、美容師は「大丈夫ですか?」と聞かない

日本の美容師さんは、

「首苦しくないですか?」「シャワーの温度熱くないですか?」

とか、本当にこまめに聞いてくれますが、

海外では聞かないそうです。

 

 

それは、お客さんが不安になってしまうから。

 

「あなたを信頼してサービスを受けているのだから、自信を持ってやってよ!!」

 

とお客さんは思うみたいです。

 

 

 

 

 

海外支店の立ち上げは大変

僕の通う美容室は、ベトナムに支店を出しているそう。

しかし、現地スタッフの育成が大変だとか。

 

普通にお客さんと喧嘩をする、

怒ると翌日来ない、

など。

 

また、日本の美容師は自主的に(無給で)カットの練習をするのに対して、

ベトナムの方はそこに給料を求める。

 

どちらが正しいかは、その人の仕事に対する価値観によりますが、

日本の文化は「サービスの質」という意味では、

良い役割を果たしていそうですね。

 

 

 

 

 

以上です~。

ちなみに僕、7/14(土)から1か月カナダに行きます!

勉強を頑張りつつ、楽しんできます💛

池袋2050 僕らが考える駅まちとは~!?

こんにちは~、だーらです。

 

定期的に更新すると言いつつ、なかなか難しいことが分かってきた今日この頃です…

 

 

今回は、その理由の一つであった、とある授業の成果について、

高2の妹に話すつもりで(笑)

書いてゆきたいと思います!!

 

 

現地にも何度も足を運び、2回ほど徹夜もして仕上げたグループプロジェクト。

(with A、A、O、T、H、TA Sさん)

自分が池袋の駅まちを歩いている姿を想像しながら、お読みください。

 

 

「池袋2050 にぎわいが広がり、憩いがつなぐ街」

 

 

授業の趣旨

「豊島区を歩いて、何か課題を見つけて、解決プランを提案せよ!」

という、ざっくりしたもの。

 

コンセプトは2050年で、その時どうなるかとかを考えながら、

現状の課題とすり合わせて提案します。

 

 

 

 

現地で調査!!

①街路を見てみる

僕たちが主に対象にしたのは、池袋東口のこの地域↓

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サンシャインシティに足を運んだ人は多いはず。

ショッピングとか水族館とか??

 

…だけど、そこが強烈に強くて、まちを歩いて楽しんだ~という人は、もしかして少なかったり…??

 

 

 

現地の街路を見てみると、下のようになってます。

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皆さんがメインで歩くのは、サンシャイン60通り。

そこから横にのびる、A、Bの通りと、並行するCの通りに着目。

 

 

Aの通りは、賑わいがない。店も背を向けていることが多い。

Bの通りは、人通りはあるが、歩行者と車がしっかり分かれておらず、歩きにくい。

Cの通りは、割と広めで、美しさを感じる。しかし、街路樹の根本に、なんとも言えない島状の構造があり、座れないし歩けないし…と少し残念。

 

 

 

②ストーキングしてみる

実際に人々がどう歩くのかな?を調べるために、

僕たちが、通行人をストーキング(後をつける)してみた。

…女子高生の5人組の後ろとかをね、追うわけですよ…笑

いや、そんなに楽しいものではないですよ💦

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池袋駅東口⇒まち」と「サンシャインシティ出口(まち)⇒(主に駅)」

の2通りの人の流れを書いてみました。

 

結果は、↓こんな感じ。

 

池袋駅東口⇒まち」

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サンシャインシティ出口(まち)⇒(主に駅)」

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やっぱりサンシャイン60通りの人通りの多さが伺えます。

 

「駅⇒まち」の方ではサンシャイン60通りへみんな集まってきて、

「サンシャイン⇒まち」では、(はじめは必ずサンシャイン60通りから始まるけど)

余り他の道を通らずに、サンシャイン60通りを上って駅に向かうことが多いみたい。

 

 

③交通量調査(豊島区より)

これは、交通量調査の結果。

豊島区が実施した調査で、道端に座ってずっとカチカチやってたみたい。尊敬。

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やっぱりサンシャイン60通り(赤く囲んだとこ)が、圧倒的賑わいを見せています!

まちの南北で、ここまで差があるのですね。

↓おなじみサンシャイン60通りの写真

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見つけた課題

サンシャイン60通りに賑わいが集中しすぎているよね。

それは、他の街路に魅力とか、個性がないからなのでは?

もっと歩行者が歩きやすかったり、ゆっくりできる空間が欲しい!

 

 

 

2050に向けて

そんな課題がある池袋は、今変わろうとしています。

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まちの北側(図の上側)に、劇場などが入る、「ハレザ」が、

東側(図の右側)には、映画館やショップが入る「シネマコンプレックスシネコン)」ができます。

 

つまり、池袋は、今よりもっと広い範囲でにぎわうことが期待されてます!

それを支える街路にしないと!

 

 

 

そして、この駅まち周辺には、たくさんタワーマンションが建っていて、住人が増える見込み。

その住人達にも、価値を感じてもらう街にしたい!

と思いました。

 

 

 

 

コンセプト

「にぎわいが広がり、憩いがつなぐまち」

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こんな感じです!笑

 

 

 

具体的提案!

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A:「都市の縁側」へ

作った模型と、イメージ図です!

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いい感じ!

左奥側はカフェ、左手前側はレストラン

右の手前には、蔦屋書店的なものが入るといいかな!と。

 

パブリックな空間であり続けるように、縁側に座れるよう詳細設計も工夫。

 

例えば、

サンシャインシティとかで買い物をしたJKが立ち寄って、

ゆっくり休んで、ストーリ―にあげて、取り留めもない話をしたり、

 

マダムがハレザ(劇場)に行く前に、ランチをしたり、

 

池袋在住の若いカップルが、ディナーを食べたり、

 

そんな道になればよいな~。

 

 

 

 

B:語らい歩く四季の径

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現在の2車線を1車線化。歩道と車道を分離。

舗装も明るく、歩道を広く。

街路樹は、様々な種類のものを植え、四季を楽しめるように。。

木陰にはベンチも置いてます。

 

例えば、

ハレザで劇を見た夫婦が、感想を語らいながら歩いたり、

 

サンシャインシティで空飛ぶペンギンを見た家族が、

ベンチで動画を見直したり。

 

 

c:にぎわいと憩いの結び目

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にぎわうB の通りと、憩いのAの通りを結ぶ、この通り。

もともとの面積の広さを生かし、人々がゆっくりとどまって、お話もできるように。

 

中心には、自転車道路を作り、駅から一回り外の街へとつなぐとともに、

シェアサイクルのポートも用意。

 

 

例えば、

アイスクリームを買った子どもたちがここでゆっくり食べたり、

 

自転車で近隣からやってくる人が、ここを起点に駅まちを歩いて楽しんだり。

 

 

 

 

大変だったけど、実りの多かった演習

今回は、見えやすいところを中心に書きました!

 

けど、実は、デッキの幅とか、車道の幅とか、街路樹の間隔とか、

色々と詳細を詰めたりしています。

まあその辺は需要ないと思うので、しまっておきます。

 

 

 

とても大変な演習でしたが、実りは多く…

 

現地に行くことでの気づき

提案は複数出せ!

デザインはパクリ(ケーススタディ

規制

手を動かす

プレゼン力

デザインしないこともデザイン

物語を描く

言葉はプラスチックになっていないか

個性とは?

グループの中で自分のバリューをどう発揮するか

 

などなど、学んだことはたくさん!!

 

 

またの機会にそれぞれ記事にしたいくらいです!!

 

 

 

ってことで、池袋は2050年、どうなっているのでしょうか???

52歳になるまで、楽しみに生きてゆきたいと思います!!

僕が腹筋を割り続ける「本当の理由」と、それだけではいけないキャリア・人間論

こんにちは!だーらです。

 

先日早すぎる梅雨明けを記録。夏本番が到来しています。

うだるように熱いけど、僕は夏が大好き!!

ウキウキワクワクしますね~!!

 

今日はそんな夏っぽい話題。

 

 

「僕が腹筋を割り続ける『本当の理由』と、それだけではいけないキャリア・人間論」

 

 

です。お楽しみあれ~

 

 

 

小5で割れて以来、ずっと。僕のそばに。

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こちらの作品、タイトルは、ずばり

 

「理想と現実」

 

え? どっちが理想でとっちが現実やねん。って感じですね笑

高2の美術で作った作品と当時の僕。

アクリル絵の具で、肉のふくらみ(笑)を表現するのがとてもとても難しかったのを覚えています💦

 

 

 

これは大学1年の夏。海!

♪ Ah ah なんかイイ感じ! 青空 海 どう?このロケーション ♪

と、ORANGE RANGEの曲が再生されてしまいます♪

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…このとき思いついたギャグが、

「スイカ割り!とか言って、suicaのカードをバキッと割る!!」

というやつ。(苦笑のち静寂)

 

 

 

いや~、、、にしても

なんなんですかね。僕は。

 

自己承認欲求の塊です笑笑

 

 

てか、思うんですけど、

 

スポーツもしていないのに筋トレをするやつは、ナルシスト以外の何物でもない

 

…まあ、ナルシストであることが問題かどうかは、別での議論になりそうですが。

 

 

ここまで読んでくれた時点で、僕の承認欲求はもう満たされているので、読むのをやめてしまっていいですよ笑

 

 

嘘です!

承認欲求は本当の理由ではない!!

 

この記事では、そこを紐解いてゆきます。

 

 

 

 

モテたいから?ちやほやされたいから?

 

どちらかと言えば、

体が引き締まった男性は、そうでない男性に比べて、魅力的だとは思います。(え??だよね?💦)

 

プールや海に行ったとき、腹筋が割れていたりすると、

若干目立って優越感に浸ることはあります。

 

…まあね、それなりには苦しい思いをして鍛えてきたわけではあるので

ちょっとばかりの報酬は受け取ってもよいですよね??

 

 

さて、僕は

自分の腹筋を割り続ける

ことを固く決心しています。

死ぬまで、ずっとこうがいい。

 

 

その理由は何でしょうか?

 

「モテたいから。ちやほやされたいから。」

 

う~ん、否定はできないけど。

 

でも、モテたいんだったら、僕はもっと改善をしなければならないところが山ほどあります!

まず、こんなところで筋肉自慢をしない!!

そして、自虐ネタを豊富に含んだ文章を書かない!

日常生活で、スベる言動を慎む。

おしゃれにも気を配る。

美味しいお店に精通する。

 

などなど!!

 

 

「モテたいから。ちやほやされたいから。」

は、根本的な理由ではありません。

 

僕が筋トレをする背景には、

上記とは異なる欲求が存在する

のです。

 

 

 

 

測定可能で、価値が広く共有される、自分の所有物の確保

 筋肉(アウターマッスル)は、外見に表れます。夏場は、Tシャツの上からでもシルエットで分かります。つまり、見えやすい、「測定可能」なものです。

 

筋肉は、男性にとっても女性にとっても、日本でもアメリカでも、基本的に魅力的なものと映ります。

 

そして、筋肉は、一度身につけたら(というか、それ自身が「身」なんですけど笑)、簡単には失われません。(一定のトレーニングを重ねれば。)

 

 

そう、筋肉とは

 

測定可能

 

で、

 

価値が広く共有される

 

自分の所有物

 

なのです。

 

 

僕たちは、変化をする世界の中で、自分に価値を認めてもらえないことを恐れます。

だから、見えやすい(測定可能で)、価値が広く共有される、自分の所有物であるスキルを追い求めます。

 

 

 

もし僕が、突然明日フツーのお腹になったらどういう気持ちになるか。

 

「あ~、もうモテね~…」とか、一番初めには思わない。

 

自分の強みを失った「不安感」に襲われ、今までどこかで心を支えていた所有物を失った「喪失感」に苛まれます。

 

 

 

 

多くの人が、求めようと躍起

こういった、

測定可能で、価値が広く共有される、自分の所有物

に関しては皆が体得しようと躍起です。

 

 

「学歴」はその一例。(今後、価値は低下する、という話は余り考慮しない場合)

 

あるいは、プログラミングができるエンジニアという職業

分かりやすく技術力の測定が可能で、

多くの企業から求められ、

失うことのないスキル

として、各人が所有することができるものです。(少なくとも現状ではそう。)

 

昨今のオンラインプログラミング教育のヒットの裏には、こういった心情があることは間違いないと思います。

 

 

(僕は現時点でプログラミングを武器にできるほど、そこに時間を割いていませんが、)

僕もそういったスキルは身につける必要があると思うし、

身につけていきたい、とは思います。

 

しかし、

それだけではいけない

とも思っています。

 

 

 

 

 

「本学と末学」という話

そんなに簡単にまとめられる話ではないですが、簡潔に。

 

本学の「本」には「幹の重要な部分」という意味が、

末学の「末」には「細分化した、些細な部分」という意味があります。

 

「本学」とは、人間性や倫理観、道徳や良い習週間を身につけること。別名「人間学」。

「末学」は知識や技術・技能を学ぶこと。別名「時務学」。

 

漢字からもわかるように、人生における重要性は

「本学」>「末学」

と考えられており、

この順番を取り違えることが

「本末転倒」

です。

 

 

(読まなくてもいいけど)

幕末に松下村塾を開き、伊藤博文木戸孝允など、数々の偉人を輩出した吉田松陰は、

「人と生まれたからには、人とはどうあるべきか、この世の中で何をなすべきか、それを学問しながら追求しよう」

と、本学を軸に学ばせたそう。

 

 

 

 

 

 

人間として、魅力のある人間へ

ってなわけで、腹筋を割ったり、スキルを追い求めたりすることも大事だけど、

 

人間としても魅力的な人になりましょうね!!

 

という、自分への戒め。

 

リーダーシップをはるところははる、人に感謝の思いを伝え、他人のために時間を割き、見返りをもとめない。

 

 

 

この人は優秀だけど、一緒に働きたいとは思わないかな、、、

ではなく

ちょっと欠点はあるけど、信頼でき、オフィスが明るくなるから、この人となら働きたい

へ。

 

 

ホリエモンの様に、余りにも自己の生産性を拡大することに重点を置く人が、「増えすぎると危険かな」

と思っています。

※一部の人間ならよい。素晴らしい。

ホリエモンはバズらせるために、敢えて過激な表現を使っている可能性はある。

 

 

 

終わり。

長い。

そういうば、2日に1回更新は、厳しそうでした。すみません💦

でも定期的に更新するので、お楽しみに~!

「1人」を見つめる ~大阪北部地震で亡くなった9歳の少女に思いを寄せて~

こんにちは!だーらです。

 

1週間と少し前、6月18日月曜日、朝7時58分、みなさんは何をしていたでしょうか。

僕は、…寝ていましたzzz

月曜日は2限からなので。笑

 

 

丁度その時、遠く離れた一本の道で、9歳の少女の命が奪われました。

 

本日のテーマは

「『1人』を見つめる ~大阪北部地震で亡くなった9歳の少女に思いを寄せて~」

です。

 

 

 

死者数は、5人

大都市大阪を襲ったこの地震は、日本中で大々的に取り上げられました。

 

 

今回は少しだけ、特徴的なことがありました。

 

熊本地震(2016、死者数200人以上)、

東日本大震災(2011、死者数1万5千人以上)、

新潟県中越地震(2004、死者数68人)、

阪神淡路大震災(1995、死者数6434人)、

 

これら、多くの死者数を出した震災とは異なり、

今回の地震での死者は

5人

でした。

 

 

 

 

新聞報道を見て

僕は毎朝、池袋から本郷三丁目に向かう電車の中で、

スマホアプリで新聞を読むようにしています。

 

地震翌日の朝には、地震の記事が1面で報道されていました。

通勤ラッシュに当たり、満員電車の中でマグロの様に突っ立ちながら、

スマホを顔面から至近距離に持って、記事に目を通しました。

はぁ~火曜は1限からか…つらいな~とか思いながらね。

 

 

記事の見出しは、

大阪北部 震度6弱 4人死亡 けが300人超

(火曜朝時点では、死者数はまだ4人でした。)

 

 

読み進めていくうちに、こんな文章に当たりました。(文章・画像は朝日新聞より)

 

大阪府災害対策本部などによると、高槻市で市立寿栄小学校のプールブロック塀が倒れ、4年生の三宅璃奈(みやけりな)さん(9)が下敷きになり死亡。市教育委員会は、この塀は高さが2.2mを超え、補強のための「控え壁」がなく建築基準法に違反していると明らかにした。…

 

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この後に、他の死者3人が、実名とともに記述されてゆきます。

 

無味乾燥なこの文章。

 

しかし、9歳のその少女や、両親の姿を思い浮かべたとき、

僕は不覚にも、満員電車の中で涙を流すことを禁じ得ませんでした。

いやまあ自分でもびっくりしましたわ…

キモイですよね、満員電車の中で、涙こぼす人いたら(笑)

 

 

 

 

かけがえのない娘であったはずだ。

みなさんも、目を閉じて、その少女や両親の姿を想像しながら、

文を読んでいってください。

…ムリか、(笑)

 

 

 

僕がまず思い浮かんだのは、小学校の入学式でした。

桜の舞い散る正門前で、親子3人、かな?、で写真を撮る。

 

 

 

…生まれたときから、この親子はどんな思い出を作ってきたのだろう。

 

 

 

璃奈、と名付けた娘が、初めて病院から家に来た日のこと。

はいはいをしている娘を、名前を呼び掛けながら、ホームビデオに収めたこと。

仕事で疲れたお父さんが休日を返上して、親子でピクニックに行ったこと。

まだ友達と遊び足りない娘を、いたたまれない思いで友達から引き離し、家まで歩いた、保育園からの帰り道。

 

 

そして、小学校の入学式。

ピンク色のランドセルを背負ったわが子が、どれだけ愛らしく、両親にとっての希望で、宝物だったことか。

 

 

よくある描写ではありますが、

その日も、普段となんら変わらずに、わが子を「行ってらっしゃい」と送り出したことでしょう。

そして、地面は揺れ、基準を満たしていないブロック塀が倒れ、娘は圧死してしまいました。

 

 

 

 

数字に吸収される1人1人の物語

普段のニュースを見ていると、人は、マクロな数字の中に吸収されてゆきます。

特に、災害の犠牲者の場合はそう。

たいていの場合、短いニュースや記事の中で、

個人個人は注目されません。

 

 

私たち読者・視聴者は、

 

情報として死者数を知り、左脳で被害の大きさを理解

 

しています。

 

 

それは、仕方のないことです。

情報量があまりにも多すぎるとき、何らかの形で、それらを発信・吸収可能な大きさに縮小しなければならない。

その手段として、「数字」というものは有効です。

 

 

 

でも、それだけではいけないのでは、と今回強く思いました。

 

「1人」が抱える物語は、数字よりも多くを語る

 

ことがあるのではないかと。

僕は、震災の悲惨さを、この少女の物語を想像することで、

強く感じたのです。

 

 

 

 

 

「1人」を見つめる

現象を理解しようとするとき、マクロなものの見方だけをすると、

人間味の無い発言や、実情に即さない提案をしてしまったりするのかなと思います。

 

もちろん、毎回毎回の火災のニュースや事件の際に

感情移入していたら、身が持ちません。

日本中の塩分が、ティッシュに吸収されてしまいそう(笑)

 

 

 

けど、例えば

 

戦争のことを考えるとき

戦死者の人数だけではなく、戦いに行って帰ってこなかった、おじいちゃんのお父さんの物語を聞く、

 

などは大事なことだと思います。

 

 

 

ビジネスを考えるとき、

「カスタマージャーニーマップ」

というものを作ることがあります。

これは、顧客の一連の行動や思考、感情、課題を、時系列に沿って書きだしたものです。

これも(架空のではありますが)、「1人」を見つめること、です。

 

 

 

 

大きな枠も大事だけど、結局僕たちは個人の集合の世界を生きている。

そこに目を向けないのは、ナンセンス、なのかな。 

 

 

それぞれが持つ物語を大切にする、

「1人」を見つめる

ことが、大事だと感じた、今日この頃でございました。

 

 

 

 

 

以上です!

ちょっと重い話を最後まで読んでくれて、ありがとう。

 

 

さあ、このブログ公開したら、僕も石橋杏奈Google画像で見つめるぞ~~(違うか💦)

 

大学生は「需要のない作品」を作ってセンスを磨け!!

こんにちは!だーらです。

前回の「模試埼玉県…」の記事に反響をいただきまして、僕の報酬回路は刺激され、

まだまだブログを続けるに十分なモチベーションを維持できています!

 

というか、書きたいことは数十個あるんだけど、書く時間の確保がなかなか難しいね~。

とはいえ、モチベがあるうちは、なんでもできてしまうというのもまた事実ですな。

 

 

今日のテーマは

大学生は「需要のない作品」を作ってセンスを磨け!

です。僕の作った作品(?)も登場します~!

 

 

 

需要のないものを作れる特権階級、大学生

大学生は、自由だ。大学生が使う時間に、単価は発生しない。

社会人は、責任がある。社会人が使う時間には、単価が発生する。

 

これは、僕が前回記事でも書いた、とある企業でお手伝いさせていただいた経験から感じたことでございます。

 

いやー大学生っていいなー!楽しいし、自由だ!みたいなことを、

「遊び放題、遅刻し放題、授業切り放題!」

というのとは別の観点からつくづく感じております。

 

論を語る前にまず、僕が作った

「マ~ジで需要ないもの」

を紹介していきますね!

 

 

需要ないものその① 「学科コン開催記事」

ずばり、こちらでございます↓↓

 

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こちらは、僕が社会基盤学科の学科コンの幹事を任されたときに、呼びかけに使った

「学科コン開催記事」

でございます。

 

需要ねぇ~~

 

でもね、結構皆笑ってくれたりするんですよね。嬉しい!

ちなみに、かといって参加人数は増えたわけではなく、

なんなら今までで一番少なかったかも。僕の人望のNASA(??)

 

 

 

 

需要ないものその② 「予約するの大変じゃないよスライド」

これは、

まあ「好き💛」というわけではないけれども、それなりに楽しみにしていた女の子とのご飯

の予約をするかどうかの議論の際に作ったものです。

 

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突然こんなの送られてきたら冷静に気持ち悪いですよね??

…こんなことをしてるから、僕はイマイチさえないんだよな~(´;ω;`)

 

 

いやこれはね、僕が「予約しよっか?」と言ったら、

「え~でも予約大変じゃない?悪いよ~」

と返してきたので、電車の中でPCを開いて作ったものでございます。

 

 

まあ、その子からしたら全く需要ないですよね。

分かります。

 

 

 

 

需要ないものその③ 「ケーブルが無かったので、E231系で代用したンボーブリッジ」

 

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港区芝浦地区と、台場地区を結ぶ吊り橋、レインボーブリッジ。正式名称は東京港連絡橋。

美しいフォルムで人気が絶えないこの橋の建設は、1987年に遡ります。

…しか~~し!!その当時、日本は

「第1次吊り橋のケーブル危機」

で、レインボーブリッジの橋桁を支えるケーブルが入手困難だということが判明しました。

 

そこで、山手線のE231系で代用した!

というのが、この絵のコンセプトです。

(え、その時代E231系できてなくね?みたいな話は、いらない。需要ない。)

 

 

当然ですが、描く前に

「だーらさん、第1次吊り橋のケーブル危機の時に作ったレインボーブリッジ描いて下さい!」

みたいな乙女はいないわけです。

 

 

 

作りたいものを作れる。誰も干渉してこない。

これらの作品(さっきから作品って言ってるけど、そうでもない??いやまあ、作品だと信じましょう。コトダマ大事。)を作る僕に対して、

 

「完成度低くない?」

とか

「顧客はそのプロダクトに対してニーズを持っているの?」

とか

「費用対効果は?」

とか

「見た人の何を訴求するのか、考えてる?」

とか

 

言われません!!

 

これ大事!!

 

 

僕たち大学生は、自由に作品を作れる!

 

 

のです。

 

まあ、当たり前ですよね。でも、そうじゃない世界を少しだけ味わったんです。

 

 

 

1つ1つに対して、提案理由を求められる。思い付き、は通用しない。

お手伝いをしている会社で僕は、「採用」の一部を任されています。

例えば、

wantedly求人記事の出稿

スカウト文面の作成

など!

 

wantedlyを見たことがある人はイメージがつきやすいと思いますが、

「カバー写真」

はとても大事なんです。

 

 

だから僕言いました!

「恵比寿に行って、写真撮りましょう!」

と。

 

 

でも、それでは通じませんでした。

 

 

「それで、応募者が増える根拠をしっかり示してから提案してくれ。

構図はどんな感じがいいのか。被写体の人数は? 背景は?」

 

考えてません。

 

だって、「なんとなく良くね? 映えそう!」

 

という思い付きだもの。

 

 

まあ、ここに関してはまたいつか書くとして、とりあえず、

仕事としての「生産」には、

責任、完成度、費用対効果、戦略…

などなど、さまざま求められます。

 

 

でも…

 

大学生には求められない!!

 

のです。ここがとっても大きな違いだなと。そして、

 

そんな自由な僕たちは、幸せだ!

 

と思っています。

 

 

 

 

自由、とはいえ、結果的にかなり工夫することになる作品

そんな大学生が、思い付きで作る作品は、

まあまあ多くの人

が見ます。しかも、

自分に直接フィードバックが返ってくる、自分に近い層

が見ます。

 

教授だけが見るレポートとは違う、

まさに日々関わる同年代が見るのです。

 

デザインへのモチベは違います。

思考錯誤します。

 

そんなこんなで、割と面白い作品が出来上がるのです!!

 

 

 

だから皆さん、自由に作品を作れる今、何かを作りましょう!

そして、センスを楽しく磨いていきましょう!

 

需要の無い、ユニークな作品を日常的に見る世界

 

案外笑顔の多いものになるのではないでしょうか!!

 

『模試埼玉県1位、中高6年間オール5、校内マラソン5位』を生み出す教育はなぜダメなのか。

自己紹介を兼ねて

こんにちは!だーらです。

しっかりとした内容に入るのは今回が初めて。

ということで、僕が今まで頑張った(とは一概に言えない、と言うのが結論)ことを紹介します!(ちょっとboasting だけど許してね💦)

結論を先に言うと

「僕のような人間が過大評価される日本の義務教育は、イケてない。というか、時代遅れ。」

となります。

 

 

 

文武両道、優秀(?)な生徒!

自分でいうのもなんですが、よく頑張っていたんです。

ここからしばらく自慢に聞こえるので、ご容赦を。

でもこの経歴こそ、イケてないな~と僕は今思っているのです。

 

公立小⇒公立中⇒(受験)⇒公立高⇒(受験)⇒国立大

というパスを進んだ僕は、日本の中でもかなり「費用対学歴」が高いんじゃないですか?しかも高校の時予備校行ってないし!

 

中高6年間オール5でした!!

厳密に言うと、「学年評定が」なんですけどね笑

高校1年1学期の「情報」、高校2年1学期の「体育」「保健」が4でした。(保健は性に関する分野だったんだけどな…??笑)

それ以外は全部5!! お疲れ!

 

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高校受験に向けて、埼玉県の公立中に在籍する中3生のほとんどは「北辰テスト」という模試を受けます。

そこで、5万人中1位!!

まあね、本当に勉強のできる人は中高一貫校に行っているので、同じ土俵の上にいないのですが。(全国模試でもないのに何イキってんの??みたいに思う人いるのかな~こわい…)

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しかも!運動も頑張ってました!

小4から高3まで、そんなにうまくなかったんだけど、バスケを続けて。

持久走が得意で、高3春の全校マラソン大会では、校内約1000人中5位!

秋の50kmマラソン大会でも、8位!

体育の授業で課される40分間走も、クラスで1番速かったし、1番頑張っていた、気がします。先生が出張で見ていない日もね。

 

 

ちなみに、これはよくある

「受験が目標だったけど、合格して目標を見失い、腑抜けな人間になった」

という話ではありません!✨

大学でも例によって「真面目に」授業を受け、前期教養課程の成績は、

優良可みたいな話で言えば、優秀、だったんじゃないですか?

テントリムシ、ぷ~~ん

 

 

 

日本で最も規格化された人間になりました。

そんなわけで、中等・高等教育という枠組みの中で、僕は高い評価を受けました。

枠の中で、僕は最大限膨張しようと努力し、決してその枠組みからは出ない様にした。

その結果、よく規格化されました。おめでとう。

 

 

 

で、君は何が際立って好きで、得意なの?…(僕)えっ?

大学で数年間生きると、枠組みから解放されてゆきます。

自分で問題を見つけてください。…う~ん

オタク的専門知識はあるかい?…う~ん

 

…そんなこと、今まで全然取り組んでないんだよな~

ってかむしろ

頑張って取り組まないようにしていたんだ!!

と言うのが、正直な気持ちですわ。

…え?なんで?

 

 

 

中高で評価されるためには、「自分を殺し」「効率性を高める」ことが最短経路

高校生のときとか特に、時間がなかったですね。

通学は片道1時間20分。部活は県ベスト8のバスケ部。大量に出される予習課題。

のんきに生きていたら、ついていけなくなる。

そこで求められることは、

 

「自分を殺し」「効率性を高める」

 

ことでした。

電車の中では、教科書を読みます。そこまでは良い。

が、教科書の一文一文について、疑うことをしない。疑うことをせず、まんま吸収した方が、圧倒的に効率が良かったのです。スポンジになれおれ~!!と。

持久走とか、冷静に頑張る意味とかを考えたことがない。頑張ることが絶対美であったから。頑張る意味とか考え始めちゃった時点で、苦しくなって、評価される道から出ちゃうかもしれないから。

 

 

学園祭を見るために、池袋から本郷三丁目まで丸の内線にのる。

丸の内線と、JR在来線の線路幅が違うな~とか思っても、それをネットで調べる暇があったら、古文単語帳を読んでいた方が、明日のテストのためになる。興味を押し殺す。

(ちなみに丸の内線は1435mm、JRは1076mm)

 

 

学校では、評価されます。古文単語小テストでは満点が来ます。

線路幅への疑問は、いつしか自分の中から消える。興味は、抑圧され、消えてゆきます。

それが、最も枠組みの中で評価されることへの近道なのです。

 

 

ちょっと脱線すると、大学に入って意外なことがありました。

意外と、自由に生きてきて、受験も突破した、

規格化されていない東大生

が多いこと。

この原因は何なんだろうな~。中高一貫で、6年間ゆっくり勉強できることとか関係あるのかな?

まあおれが、よく言えばくそ真面目だっただけか。(「悪く言えば」、は言わないでいいや笑)

線路に戻ります。

 

 

 

 

時代は進む。求められる人材は変わる。教育の変化は、少しそれより遅かったようだ。

規格化された人間は、労働力としては、それなりに使えます。

高度経済成長期はそれでよかった、みたいな話ありますよね。

でも、今は違う。

それは、僕がインターン生としてベンチャー企業で少しお手伝いをした経験や、興味を追い求めた学生が多い学科で学ぶ中で気づきました。

 

 

企業では、仮説を立て、検証(いわゆるPDCAを回す)をしていきます。

問題は自分で見つけ、仮説を自ら立て、検証する。そこに教科書はありません。

 

 

学科では、専門分野に関して、もともとから深い知識を持った人が多いし、自ら問題意識を持つ人が多い。絶対普通に教育を受ける以外の仕方で頑張ったんだろうなと。興味を自由に追い求めたんだろうな、あるいはちょっと「不真面目」な学生だったのかな、と。

1限に出てこなかったり、第二外国語で手を抜いたり、学校教育的には「不真面目」に見える人の方がむしろ、キレがありますよね。

 

 

 

だから僕も教育も変わらないと!

そんなこんなで、教育に関しては文句もあるものの、僕自身も代わる必要があるということに関しては痛感しておりまして、

気になったことはすぐ調べたり、

答えの無い問題に取り組むようにしています。(ってかこれは当たり前なんだけどね、若干のストレスや慣れていなさを感じつつやらなきゃいけないところが痛いですね。)

 

 

日本教育が変わるべきというのは、本当にそうで、カリキュラムもそうだけど、

根本的にもっと自由に

なるべきだと思いますね。

評価軸を幅広く持つ

ことが教育現場には求められますね。とはいえ、大学受験が変わらないと実質的には意味ないんで、そこの改革はやはり必要だと感じています。

 

 

 

以上!終了!

絶対語り切れてない!

あ、最後に言うと、

にしても枠組みの中で努力できることも、悪いことではない、

ことだとは思っています。

 

 

以上、本日のテーマは

「丸の内線とJR在来線の線路幅の違いについて」

でした!またよろしくです!!

 

 

(追伸)

こんな僕ですが、2019.8に起業して今は長期インターン口コミサイトを作ってます!

voil-intern.com